「いい子」をやめる
物心ついたときから、私は「いい子」だった。
「いい子」でいると、周りの大人から、褒められる。
親が、喜んでくれる。
いつも、自分じゃなくて、相手のしたいことを優先させる選択をする。
「いつもニコニコしてて、大人しくて、優しくて、いい子だね」
受験勉強をして、「いい高校」「いい大学」に進学して。
みんなと同じように、就職活動をして「いい企業」で働いて。
飲み会はだらだらと2次会、3次会、夜中にタクシーで帰宅。二日酔いで会社に行き、楽しくない仕事をなんとなく、こなす。休日は流行りの服を着て、メイクをして、百貨店で高い服、雑誌で紹介されるコスメを買う。そんな日常の繰り返し。
30歳までに、結婚して、子供を産んで…このまま、生きていくの?本当に、心の奥底から、そうしたいって、思ってるの?誰の人生を、生きているの?
親の期待、友達の価値観。
世の中の一般的な価値観の中で、自分を押し殺し、みんなと同じように生きるのが、なんか、しんどい。
将来が見えない。
生きるのが、つらい。
今まで、自分で決めてこなかった。
大学受験、行きたい大学なんてなかった。
学びたいことがわからなかった。
就職したくなかった。
まわりにあわて、親の安心するほうへ、みんなと同じほうへ、進んでいた。
いい子でいること、親といい関係を築くこと。
世の中で正しいとすることを、私にできないことがしんどい。
自分の行きたいところへいっていなかったから、生きづらいのか。
私は、変わっているんだ。これが私なんだ。
ありのままで、いい。
素でいよう!
世間体とか、親の希望とか考えないで、
いい子でいるの、やめよう!
自分らしく、生きよう。
自分の人生を、自分の意志で、生きよう。
「いい子」をやめる